触媒

2002年6月2日
夕方まで暇なので最近お気に入りの冷凍苺をシャリシャリ食べていました。この土日はなにもしないと決めたので一切就職活動なし。予備校時代の友達から久しぶりに電話がかかってきた。その人は2浪なので今3年。遊んどけとキツク言ってみた。
3年の今頃は学校以外の事で忙しかったなあ…

夕方からお出かけ。
「奇跡の詩人」というNHKドキュメントで放送されて、いろんな意味で話題になった作品の上映会に行ってきた。自分の目で見ておきたかったわけ。

見た感想は黒。
公開児童虐待や大リーグ養成ギブスつけて寝るのがつらそうとかはおいといても、母親が文字盤みて喋ってる言語数と指している数が違う。表情を表せる力があるのに「執筆」している時、物凄く眠そうというか寝ても腕が動いてた。文字版も動いてるのに良く指せるものだ。筋肉の動きでわかるなら文字盤はいらないって。大学レベルの本を2000冊を読むのには1日中リハビリプログラムやっていたら時間ないと思う。ファインマン物理学の背表紙が見えたけど、あのレベルの本を読むには物理の本を何十冊も読まなきゃ無理なんじゃない?(ノーベル賞物理学者、原子爆弾の開発者の一人、理系の友達に聞いた所では難しいらしい)
ここらへんが表立って変な所。

次のビデオは「話したいよ、自分の声で」という同じ少年の前にテレ東で放送されたドキュメンタリー。これはちゃんとドキュメンタリーしていて医師の検証、トレーニング風景(これがかなり酷い)、ドーマン博士も登場の良い内容。トレーニングの辛さが見える。これの制作会社を受けたくなった。

三番目はこの子の講演会のビデオ。
入場料は2000円なり。まだ無名の頃だったので観客の目は冷ややかな所もあり。遠回しに資金源はどこからなどの質問が微妙だったね。

最後はスウェーデンのドーマン法のドキュメンタリー「マリン」。金銭的問題、仕事など突っ込みがちゃんとされていた。1、2番目のビデオでは突っ込み所で笑いが入っていたけど3、4は誰も笑わない。見ていて辛くなるくらいの映像が出てくるんだ。

両親が子供を触媒に文を書いて救われるのはいいと思うんだ。ただ子供を食い物のしちゃいけない。勤めることが不可能なくらい労力がかかり、アメリカんい半年に一度渡航する費用をだすのにはこの手しかないのかもしれないけど。

矢追純一Dや民放のオカルト番組ならいいんです。NHKで放送するには適さないものだと思う。後ろにニューエイジの影が…も引いてもね。

かなり頭が一杯になったので、麻布十番の方まで散歩して帰りました。

飛躍した嘘よりも、微妙な嘘の方が罪深い。

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